価値評価ワークショップ
Workplaceが組織にもたらすビジネスゴールと価値を定義するための社内ワークショップです。
価値評価ワークショップとは、Workplaceが組織にもたらすビジネスゴールと価値を定義するためにWorkplaceプロジェクトチームと行う社内のワークショップです。このガイドでは、価値評価ワークショップの実施方法と期待できる成果について簡、単な概要を説明します。ワークショップについて、詳しくはこちらのリソースをご覧ください。
このワークショップを通じて把握できることこのワークショップを通じて把握できること
- Workplaceへの投資について経営陣から承認を得る際に提示するビジネス事例と、それに関連する一連のビジネスゴール。
- 各ビジネスゴールの具体的な成果と影響。これに基づいて、時間の経過に伴いWorkplaceが組織にもたらす価値を測定します。これらのビジネスゴールと成果は、Workplaceの価値を最大化するために四半期ごとに確認することをおすすめします。
- Workplaceの利用が効果的と考えられるワークフロー。このワークフローは、Workplace導入における組織のグループ構造とコミュニケーションプランの策定時に導入プランに組み込む必要があります。
具体的な方法
- Workplaceプロジェクトチーム全員が集まり、Workplaceを通じて達成したいビジネスゴールを特定します。この作業には1時間以上かけるようにします。
- 価値評価ワークショップを実施します。価値評価ワークショップを簡単に実施できるように、成果、ワークフロー、効果測定のサンプルを含むテンプレートが用意されています。このテンプレートでは、6つの成果のサンプルと、それに対応するワークフローとおすすめの効果測定が提供されています。これらを使用してワークショップでのディスカッションやビジネスゴールの特定に役立てることができます。
- このワークショップでは、Workplaceで改善しようとしている現状のワークフローのデータを取得し、基準に従って評価するステップが重要になります。Workplace導入前のワークフローのベンチマークデータを四半期ごとに確認して、Workplaceがビジネスに与えた影響を評価してください。このステップは見落とされがちですが、Workplaceの導入によってどの程度組織に価値がもたらされたかを評価する際に重要となります。
- ワークショップで特定したビジネスゴールについて、経営陣の承認を得ます。経営陣の承認を得る最適な方法は、経営陣にも価値評価ワークショップに参加してアイデアを出してもらい、それについて検討することです。これは、ワークショップ終了後ではなく、ワークショップの最中に行うことが大切です。これらのビジネスゴールは、Workplace導入の中核であるだけでなく、Workplaceが組織にもたらした価値を評価する際の測定対象となります。
- 導入のあらゆる段階でこのようなビジネスゴールを利用して、グループの構造とコミュニケーションプランを組み立てます。ビジネスゴールは、Workplaceのメンバーに長期的な責任を持ってもらううえでも最適なツールと言えます。
- Workplaceの導入から3か月が経ったら、ビジネスゴールを振り返って影響を評価します。ビジネスゴールによっては不要になっていたり、新たなビジネスゴールが必要となる場合もあります。ビジネスゴールの影響を評価するたびに、ビジネスゴール自体も見直すようにしましょう。
- 四半期ごとにビジネスゴールに対する影響を評価します。どのような影響があったかを経営陣と共有し、Workplaceによってもたらされた価値を明確に示すようにします。
ヘルプが必要な場合
価値評価ワークショップの開催、導入後の価値評価の実施、ビジネスゴールに合わせた導入について、経験豊富な パートナーのネットワークと連携することをおすすめします。