Workplaceの初期導入者とトレーニング

Workplaceエキスパートはコミュニティの構築とWorkplaceを同僚に広めるためのサポートをします。


メリット
メリット
エキスパートはWorkplaceの導入において重要な役割を担います。Workplaceコミュニティの形成や、コミュニティでメンバーに奨励する行動の方向付けを手助けするアーリーアダプターです。導入体験を魅力的かつスムーズなものにする、社内のWorkplaceアンバサダーと考えることができます。
導入に先立ち、組織内の他の人を招待する前にグループを作成してコンテンツを追加し、コミュニティの構築をサポートします。導入前、導入時、導入後の各段階で、エキスパートのネットワークが同僚にWorkplaceを宣伝し、Workplaceの利用とエンゲージメントを促すために主要チームとプロジェクトコミュニケーションをWorkplaceに移行します。
エキスパートのネットワークを活発にすると、社内コミュニケーションプラン、メッセージの準備、活用事例の収集といった導入の戦略面に注力できます。
具体的な方法
具体的な方法
エキスパートの選定
Workplace導入後に有意義かつ快適なWorkplaceコミュニティを築くために、組織の10~20%のメンバーをエキスパートとして選ぶようにします。エキスパートはすべての部署、場所、年代、役職レベルをカバーし、組織を代表するサンプルである必要があります。
組織内での影響力や、アーリーアダプターとしての行動(ネットワーク上級者、洞察力や意欲の高い人)も考慮して選ぶようにします。また、チーム内での業務行動にすぐに影響を与えられるチーム管理者に参加してもらうと、特に効果的です。
導入前
  • エキスパートとのトレーニングセッションを主催して、Workplaceの重要な機能やWorkplaceの導入に向けたエキスパートの役割やメッセージについて説明します。
  • 重要なキャンペーンアクションやチーム内で利用する新しい活用事例をシェアできる場所に、すべてのエキスパート向けの非公開のWorkplaceグループを作成します。
  • ユーザーグループや他のコミュニケーションチャネルを使って、新しいユーザー向けのガイドグループ管理者ガイドエンゲージメントと影響: 投稿のためのガイドWorkplace from Metaで自分のチームを管理するなどのリソースをシェアします。
  • エキスパートに先行アクセス(7~10日間を推奨)を提供し、導入日に向けてコミュニティを準備する手助けをしてもらいましょう。目標やグループの社員に役立つと思われるコンテンツがわかっていれば、エキスパートはグループを作成し、すべての同僚が「自分は歓迎されている」と感じられるようなコンテンツを投稿できます。エキスパートがWorkplaceの利用に関する重要な情報のシェアを手助けして、同僚の期待を高めることもできます。
導入
  • すべての同僚にプロフィールを有効にしてもらうためには、エキスパートが重要な役割を担います。早期から利用しているエキスパートとして、Workplaceの機能について知識をシェアしたり認知度をアップしたりできます。
  • 導入時のイベントの企画や運営に、エキスパートにも加わってもらいます。エキスパートがチームからの貴重なインプットを提供することで、導入イベントをすべての人にとって楽しいイベントにすることができます。
  • Workplaceについて同僚と顔を合わせて会話するようにエキスパートに促し、自分のチームやプロジェクトコミュニケーションをWorkplaceに移行して利用を促進します。
導入後
  • エキスパートは、導入後も引き続きWorkplaceへの関心を高めるキャンペーンにおいて積極的な役割を担います。エキスパートの手助けを得ることによって、すべての同僚、特に関心が薄いメンバーにリーチして関心を引くことができます。これまで、地域や部署ごとのエキスパートが先導するコンテストにより関心を引きつける面で大成功を収め、互いに切磋琢磨してアカウントの取得を促した事例が数多くありました。
  • エキスパートには、導入後も引き続きWorkplaceイニシアチブやキャンペーンに参加してもらいます。エキスパートにあなたの耳目となってもらい、Workplaceの活用事例を探しましょう。エキスパートグループでは、このような活用事例を積極的にシェアしてもらいます。その後、このグループで、組織全体に情報をシェアできます。
主なポイント
主なポイント
  • Workplaceの導入理由を支持するエキスパートであれば、期待やミッションを伝えるうえでより効果的です。このようなエキスパートにインセンティブを提供したり、特定のグループに対する所有権(コミュニティを推進して同僚との交流を促進できるような権限)を与えたりしましょう。
  • 協力しながらコミュニティを構築しましょう。熱意を持ったアーリーアダプターであるほど望ましいです。導入日に向けて、グループ作成やコンテンツ追加の責任をエキスパートチーム全体と分担できます。
  • 導入は始まりに過ぎません。エキスパートは導入日に同僚をサポートする必要がありますが、導入責任者もエキスパートに対して継続的な利用を促し、アイデアや提案をプロジェクトチームに報告して、Workplaceの使用方法を引き続き発展させていく必要があります。