マクドナルドがWorkplaceを導入して従業員体験を向上
マクドナルドは、一部の市場の直営店と加盟フランチャイズ店でWorkplaceを活用し、帰属意識と企業価値を高め、各店舗のスタッフを強化しています。
マクドナルドの本社オフィスには、前CEOのFred Turner氏の言葉が掲げられています。そこには「マクドナルドは人を大事にするビジネスであり、私たちはそのことを決して忘れません」と書いてあります。
この精神と、価値観へのコミットメントを支えとして、マクドナルドは従業員体験をさらに高めることを目指し、重要な施策を一歩ずつ進めています。また同時にシステム全体で真の思いやり文化を促進・育成し、従業員が最善を尽くすために必要な機会とリソースを提供しています。
その施策の一環として、Workplace from Metaを直営店に展開するとともに、一部のグローバル市場の加盟フランチャイズ店にも提供しています。
このテクノロジーソリューションで、より有意義なエンゲージメントやサポート、容易な情報共有、従業員表彰が実現できます。つまりマクドナルドブランドの各店舗で働くチームは確実に、最高の従業員体験を構築し実践するのに必要な、あらゆるツールとリソースを利用できると言えます。
“従業員体験がそのまま顧客体験につながることをマクドナルドは理解しており、その両方が素晴らしいものであり続けるよう取り組んでいます。各店舗を中核で支える人材のためのリソースとしてWorkplaceを提供することで、マクドナルド本部と直営店、そして加盟フランチャイズ店では、そのスタッフが仕事を通じて成長し成功を収め、チームとより深く有意義なつながりを築いていける可能性が高まります。 ”
- マクドナルド、グローバル・チーフ・ピープル・オフィサー、Heidi Capozzi氏
自社に合ったテクノロジーを見つける
マクドナルドによれば、エンゲージメントプラットフォームを成功させるためには、欠かせない重要な機能がいくつかあります。まず、従業員がシフトの合間にトレーニングコースを受講したり、同僚と交流したりできるようにするために、プラットフォームはモバイルで利用可能なアクセス性の高いものである必要があります。
また、スタッフとマネージャが新しいツールに簡単に適応し、迅速にコミュニケーションをとってチームのつながりを築けるように、直感的な操作性も必要でした。さらに、マクドナルドでツールを組み込む場合、高度に統合された既存のセキュアなエコシステムに組み込めるものでなければなりませんでした。マクドナルドにとってWorkplaceはそのすべてを実現するエンゲージメントプラットフォームだったのです。
マクドナルドはWorkplaceを活用してコミュニティ意識を高めています
Workplaceを使えば、ユーザーの携帯電話から直接情報や必要なリソースに安全にアクセスでき、導入しやすい使い慣れたツールを使用することができます。同時に、必要に応じて、つながることもつながらないこともできるように設定されています。スペインのマクドナルドで初めてWorkplaceの試験運用を行ったところ、各店舗のチームはタイムリーで適切な業務・ビジネス情報にアクセスできるだけでなく、店内業務のヒント、コツ、ベストプラクティスを共有するなど、すぐに効果を実感しました。
最新のテクノロジーの導入が、チームのコミュニケーション方法を進化させ、プロセスを合理化し、チームのつながりを生み出す要因となりました。
“Workplaceを導入したことで、各店舗内のコミュニケーションが簡素化され、使いやすい1つのツールで管理できるようになりました。また、チームの意見に耳を傾ける機会が増えてチーム内のコミュニケーションが活発になり、直接当事者に簡単にフィードバックできる点も気に入っています。しかし、Workplaceがとりわけ重要な役割を果たしたのはコロナ禍の間のコミュニケーションです。チームに感謝を伝えるとともに、防疫対策やビジネスに影響を及ぼす規制の変更に関する最新情報を常に共有することができました。 ”
– スペインの加盟フランチャイズ店オーナー、René Mirá氏
早期導入ユーザーからの好反応
現在、Workplaceはオーストラリア、ニュージーランド、ポルトガル、スロバキア、ポーランドなど、ヨーロッパとアジア太平洋地域の11の市場におけるマクドナルドの直営店と加盟フランチャイズ店、および米国のさまざまな直営店で導入されており、従業員のエンゲージメントを高めるために活用されています。
ポルトガルでは店舗での利用者の73%が週間アクティブユーザーであり、スペインでは毎月14万通のメッセージがWorkplaceで送信されています。さらに、オーストラリアだけでも10万件以上のアカウントが請求対象となっており、85%の利用者が週間アクティブユーザーです。このようなエンゲージメントの向上が評価され、他の市場のマクドナルドからもこのプラットフォームに関心が寄せられるようになりました。
2022年の終わりまでにさらに3つの市場でWorkplaceを展開する計画があるほか、2023年もイギリス、ベルギー、オーストリアなどへの展開が予定されており、意欲的な目標が続きます。
マクドナルドはWorkplaceを活用して従業員体験を向上させています
コミュニティ意識を強化する
世界各地のマクドナルドで、従業員が自分の居場所を感じ、本来の自分らしさを発揮し、チームに支えられていることを実感できるような素晴らしいコミュニティが構築されています。これこそがマックファミリーであることの意義であり、ブランドが重視していることです。
Workplaceを利用することで、参加している各店舗の従業員は最新のツールを利用して、それぞれの店舗の仕事を円滑に進めることができます。また、このプラットフォームを通じて他の従業員とつながり、関係を築き、努力を称え、ベストプラクティスやチームの成功を共有できるため、各店舗のコミュニティにも容易に溶け込めます。
一方、各店舗のマネージャにとって一番の魅力は、従業員が体験していることについて理解を深め、その知識を活かして、各店舗の運営を支える従業員のためによりよい意思決定を行うことができる点です。
“マクドナルドがより効果的に情報を共有し、チームをつなぎ、情報を提供し、従業員に権限を与えることでコミュニティを育成するためのプラットフォームを探していることを当社は把握していました。店舗のコミュニケーション改善のため、重要な従業員エンゲージメントプラットフォームとしてWorkplaceを選択していただいたことを大変光栄に思っています。世界中のマクドナルドのチームに最高の従業員体験を提供するためのプロセスを今後も共有できることを楽しみにしています。 ”
– Reality Labs at Meta、ディレクター、Christine Trodella
各店舗のチーム同士をつないで知識を共有する
Workplaceの情報ライブラリにより、マクドナルドの各店舗のチームは、ローカルマーケティングやプロモーション資料などの静的コンテンツから、タイムリーなビジネスアップデートやよりダイナミックな学習機会まで、それぞれの役割に必要なトレーニングや情報に素早くアクセスできるようになりました。
加盟フランチャイズ店にとっては、自社の価値観やプログラム、福利厚生を従業員にもっと知ってもらうことができます。また、従業員へのリーチを効率化することは、スピード重視のブランドにとって大きなメリットです。
Workplaceを導入したことで、フロントラインの従業員に情報が届くまでの時間を短縮できました。これにより、すべてのお客様に心地よい時間を提供するという、従業員にとって最も重要なことに集中する時間を確保できます。
エンゲージメントを求める声の高まり
マクドナルドとその加盟フランチャイズ店は従業員体験に関して常に向上心を持っており、Workplaceが未来の労働力をつなぎ、力を与え、サポートすることで生まれるチャンスに期待を寄せています。
早期試験運用では、Workplaceが各店舗のチームに代わって果たせる役割が実証され、ブランドからの注目をさらに集める結果となりました。Workplaceは、今後もマクドナルド各店舗の従業員体験を高めていくための取り組みを続けていきます。