Deskless Not Voiceless (デスクがなくても、声は届く): WorkplaceとWhatsAppでフロントラインワーカーのつながりを築く
最新の調査の結果、企業内の断絶が拡大し、大量離職が引き続き大きな問題となっていることが明らかになりましたが、Workplaceでは、企業とフロントラインワーカーのつながりの改善に役立つWhatsAppとの連携を予定しています。
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フロントラインワーカーは、あらゆる企業の生命線です。本社からは見えないかもしれませんが、世界中の道路、上空、店舗、工場、レストランなどで必要不可欠なサービスを提供し、日々顧客とやり取りしているスタッフが存在します。
コロナ禍のなか、多くの企業は、フロントラインにいる従業員への連絡が難しいことを実感しました。フロントラインワーカーとメールでつながっていないためです。これは、当初は社内コミュニケーションの課題でしたが、にわかに経営側の問題として捉えられるようになりました。そして現在、Metaの最新の調査により、この問題がまだ解決していないことが明らかになっています。
世界7か国の7,000人のフロントラインワーカーと1,350人の経営幹部の意見を調査した「Deskless Not Voiceless (デスクがなくても、声は届く): 2021版フロントラインバロメーター」1によると、調査対象となったフロントラインワーカーのうち、本社とのつながりを感じているのはわずか55%でした。また、回答者の多く(75%)は、社内のお知らせや最新情報に関して組織が透明性を確保していることを完全には信頼していません。
大量離職が引き続き大きな問題となり、調査対象の労働者の45%がフロントラインを離れることを望む中で、フロントラインワーカーが組織の一部であると実感できるようなつながりのある社員体験の構築に向けて、より一層の努力が多くの企業に求められているのは明らかです。これが、ひいては最良の人材の獲得・維持につながります。
WorkplaceとWhatsAppでフロントラインとのつながりを築く
企業がフロントラインワーカーとのつながりを改善し、必要な情報を適切に伝えることで、社員のエンゲージメントを高め、優れたサービスを提供できるようになることは間違いないでしょう。そこで今回は、今後予定されているWorkplaceとWhatsAppの連携により、フロントラインへの情報伝達がさらに簡単になることをお伝えします。
![Top internal communication tools](https://scontent-ord5-2.xx.fbcdn.net/v/t39.2365-6/272003195_1961633947347591_951794430487592269_n.jpg?stp=dst-jpg_p720x720&_nc_cat=102&ccb=1-7&_nc_sid=9170fc&_nc_ohc=lHmAOY2Pns4Q7kNvgEB31Av&_nc_ht=scontent-ord5-2.xx&oh=00_AYAyfGkAdOhv-nEJ_rUCmBvcdKJdHZ5L8NcYBWgrBM0u2A&oe=6690D4D5)
コンセプトデザインのみ。変更される場合があります。
2022年に予定されているこの連携により、Workplaceへの投稿を、フロントラインワーカーを含む社員にWhatsAppでシェアできるようになります。
これを活用すれば、フロントラインワーカーがどこにいてもリアルタイムで確実に情報やアップデートを受け取ることができます。フロントラインの社員とのつながりを築き、情報を届け、エンゲージメントを高めるうえでWorkplaceがどのように役立つかについて、詳しくはこちらをご覧ください。
Workplaceの製品責任者であるUjjwal Singhは次のように話します。「Workplaceでは、フロントラインの社員に変化を生み出す力を与え、社員のアイデアに耳を傾ける企業こそが、最大の成果を達成できると確信しています。ですから、2021年になっても依然としてフロントラインと本社の間に明らかな断絶があることを知り残念に思っています」
「WorkplaceとWhatsAppの連携は、この解決を目的としています。フロントラインの社員と企業の距離を縮め、現場での仕事に必要な情報がすぐに手に入るようにしたいと考えています」
“WorkplaceとWhatsAppの連携により、フロントラインの社員と企業の距離を近づけることができるのです。”
Deskless Not Voiceless(デスクがなくても、声は届く)
Workplaceは、フロントラインワーカーがモバイルから手軽に「シフト交代」、「情報ライブラリ」、「ライブ動画」などの機能にアクセスできるようにすることで、企業が優れた成果を達成できるように設計されています。
Workplaceを活用して客室乗務員やエンジニアなどのフロントラインワーカーとのつながりを維持しているVirgin Atlanticの例を見てみましょう。同社は、最大で7,400人が自宅待機していたパンデミックの最中にも常にスタッフに情報を提供し、サポートし続けることができました。
Virgin AtlanticのCEOであるShai Weiss氏は次のように述べています。「社員を尊重し目的を重視する当社では、同僚とのオープンで透明性のあるコミュニケーションが何よりも重要です。当社のフロントラインチームは、地上にいても上空にいても常に移動していますが、Workplaceを使えば、自分の都合のよい時に世界中のどこからでもVirgin Atlanticとつながることができます」
「当社ではWorkplaceを社内ニュースチャネルとして利用しており、皆が集まって情報やアイデア、価値観をVirginならではの方法で共有する場所となっています。他社にはない当社の強みは人材と活気ある社員同士のつながりであり、Workplaceはその実現に役立っています」
フロントラインワーカーの「Deskless Not Voiceless (デスクがなくても、声は届く)」を可能にするためのWorkplaceの活用方法について、詳しくはこちらをご覧ください。2021年版フロントラインバロメーターも同じページからダウンロードできます。