概要
WorkplaceとMicrosoftの提携の一環として、Workplaceには、MicrosoftのツールをWorkplaceに統合したり、反対にMicrosoftのツールにWorkplaceを統合できるツールがあらかじめ用意されています。
WorkplaceとMicrosoftのツールで利用できる統合について以下で説明します。
Teamsの統合Microsoft Teams - コンテンツの埋め込み
Microsoft Teams統合を使用すると、Workplaceのニュースフィード、グループ、または投稿のコンテンツをTeamsに簡単に埋め込むことができます。これにより、利用者は、そのコンテンツを閲覧し、コメントやリアクションができるようになります。
WorkplaceとTeamsの統合を設定するには、Workplaceの統合にアクセスできる管理者であり、かつTeamsの管理者でもある必要があります。この条件を満たす場合は、以下の手順を実行できます。
- WorkplaceでMicrosoft Teams統合を有効にする。
- Microsoft TeamsにWorkplaceアプリを追加する。
- Microsoft TeamsでWorkplaceのコンテンツを見る方法を選択する。
WorkplaceでMicrosoft Teams統合を有効にするには:
管理者としてMicrosoft TeamsにWorkplaceアプリを追加するには:
Microsoft TeamsでWorkplaceのコンテンツを見る方法を選択するには:
Microsoft TeamsでWorkplaceのコンテンツを見る方法は2つあります。1つ目は、TeamsのサイドバーにWorkplaceアプリをピン留めする方法です。
- Microsoft Teamsの管理者は、Microsoft Teamsの左側のメニューにWorkplaceアプリをピン留めして、組織の全利用者にデフォルトで表示されるようにすることができます。または、利用者が個人用のビューでこれを行うこともできます。
- 利用者がアプリをクリックすると、「重要」に指定されたすべての投稿と、Workplaceのニュースフィードの一部が表示されます。利用者は、Workplaceの投稿の全体を見たり、リアクションしたり、コメントを見たりすることができます。
Microsoft TeamsでWorkplaceのコンテンツを見るためのもう1つの方法は、Microsoft TeamsチャネルにWorkplaceタブを追加する方法です。
- Microsoft Teamsチャネルのメンバーなら誰でもチャネルにWorkplaceタブを追加できます。
- Workplaceタブを使用すると、チャネルのメンバーは所属しているWorkplaceグループのフィードを追加できます。これは、公開または非公開のグループの場合のみ可能です。
- 誰かがWorkplaceでグループに投稿すると、Microsoft TeamsのWorkplaceタブにも自動で投稿されます。
- Workplaceタブには、過去7日間のすべての投稿に加え、それ以前の投稿が最大3件表示されます。
- Workplaceタブが追加されると、Microsoft Teamsチャネルのメンバー全員がそのタブを見ることができます。ただし、Workplaceのコンテンツを見ることができるのは、ログイン済みであり、そのWorkplaceグループのメンバーである、認証を受けたWorkplaceの利用者のみです。
- 利用者はMicrosoft Teamsチャネルで投稿を読み、リアクションし、コメントすることができます。
- Microsoft Teamsチャネルに複数のWorkplaceタブを作成して、複数のWorkplaceグループの最新情報を見ることができます。Microsoft Teamsチャネルに追加するタブの数は上限以内である必要があります。
Microsoft SharePoint - コンテンツの埋め込み
WorkplaceのContent Embed統合を使用すると、管理者はWorkplace上のグループまたは投稿のコンテンツを外部のHTMLウェブサイトに簡単に埋め込むことができます。これにより、利用者はコンテンツを閲覧し、それにリアクションすることができるようになります。Workplace Content Embedについて、詳しくはこちらをご覧ください。
この統合はHTMLのiframeタグを使用できるウェブサイトであればどこでも機能しますが、主な用途は、Microsoft SharePointなどのイントラネットへのWorkplaceコンテンツの埋め込みです。
埋め込めるのは、単一のWorkplaceグループまたは投稿のコンテンツのみです。
WorkplaceとSharePointの統合を設定するには、Workplaceの統合にアクセスできる管理者であり、かつSharePointサイトの所有者である必要があります。この条件を満たす場合は、以下の手順を実行できます。
Workplaceでの操作:
SharePointでの操作:
Microsoft Azure AD - プロビジョニングとSSO
Azure AD統合を使用すると、管理者はAzure ADからWorkplaceに簡単に利用者をプロビジョニングし、Azure SSO認証情報を用いたWorkplaceへのログインを許可できるようになります。
この統合に関する詳しい情報と設定方法については、技術リソースセンターのプロビジョニングの「自動プロビジョニング」セクションと技術リソースセンターのシングルサインオン(SSO)の「認証」セクションをご覧ください。
OneDriveとSharePointの統合Microsoft OneDriveとSharePoint - コンテンツ統合
OneDriveやSharePointのコンテンツ統合を使用すると、ウェブまたはモバイルのWorkplaceでOneDriveやSharePointのファイルを簡単にシェアできるようになります。アクセス認証プレビューも可能になるので、Workplaceから移動せずにOneDriveやSharePointのファイルの詳しい情報を見ることができます。
また、OneDriveやSharePointのフォルダをWorkplaceグループにリンクすることで、簡単にファイルにアクセスして、誰が何の作業をしているのかを確認できます。
この統合を設定するには、以下の手順を実行してください。